にげうまメモ

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22/09/11 Weekly National Hunt / Jump racing

9/11(日)

Praha (CZE) stav dráhy: 3.7 (dobrá / Good)

〇 CENA SPOLEČNOSTI AŽD PRAHA s. r. o.

Proutky IV.kat. - 3300 m, cena, 4letí a starší 60.000 Kč (Replay)

1. Tcheque King J: ž. Jaroslav Myška T: Török Dalibor

チェコ平地競馬においては中心的な役割を果たしているPraha競馬場だが、障害競馬としては平地コースの内側に設置されたコースで年に数回Hurdle競走が行われている。内馬場には生垣障害らしきものが確認できるので、調教用の障害である可能性もあるが、もしかすると過去にはSteeplechaseが行われていたかもしれない。レースはじわじわと進出したTcheque Kingが後続に4秒近い差をつけて勝利した。Tcheque Kingは2021年のチェコダービーの2着馬。Hurdleは昨年の9月にClairefontaineで1度走っており、これが2戦目となる。飛越としてはまだ未熟な部分が多く残っていたが、とはいえ能力的には抜けているようで、4歳とはいえ既に去勢されていることを踏まえるとこれから障害競馬で期待したい。平地の実績馬としてはDarkolvaもいたのだが、こちらは途中で落馬に終わった。

 

16. ZLATÝ POHÁR ELEKTRIZACE ŽELEZNIC PRAHA a. s.

Proutky I.kat. - 4200 m, cena, 4letí a starší 360.000 Kč (Replay)

1. Sternkranz J: ž. Josef Bartoš T: Váňa ml. Josef

Rateがやや引っかかり気味に逃げる展開も、これを好位で追いかけたSternkranzが残り2障害で先頭に立つと、そのまま2着にCapivariの5秒近い大差をつけて勝利した。

Sternkranzはもはやこの路線ではお馴染みの馬で、このレースは昨年から連覇とした。ただ、このScuderia Aichnerの馬の使い分けのためなのか、基本的にはフランスを中心に転戦していることが多く、今年の5月にGrande Steeplechase Di Milano (G1)のは参戦しているものの、この後のMeranoの開催に向かうかどうかは不明だろう。昨年1月のGrand Prix De La Ville De Nice (G3)でも3着があるように、相手関係次第ではフランスでも勝負になるクラスの馬で、さすがにここでは能力的には一枚上手のようだが、その動向には引き続き注意したい。Capivari、Stukeといった比較的この路線では長い馬が2、3着に来た。Stukeは2020年にはGran Corsa Siepi Di Merano (G1)を勝っているのだが、2021年以降はいまいちで、この日も約1年ぶりの障害戦であったとはいえ、さすがにSternkranzに対してかなり分が悪い印象で、どこまで往年の力が残っているかは微妙なところだろう。フランスで障害競馬を使ってきたRateも出走しており、2020年のチェコダービーでは5着に入った実績馬なのだが、ここでは勝負所から脱落して大敗に終わった。フランスではいちおう下級条件戦とはいえ着は拾っていたようで、もう少し落ち着いて走ることができればそのうちどこかは勝てそうだ。

 

その他

Le "FR" Al Cuarto gagne le Grand Steeple de Suisse avec un jockey de 53 ans (france sire)

先日のAarauにおけるGrand Steeplechaseにて勝利したAl Cuartoに関する記事。現在同馬を管理する53歳の騎手兼調教師であるJurg Langmeierにも言及されている。

Ustalenia w sprawie wypadku podczas Wielkiej Wrocławskiej (Tor Partynice)

Wielka Wrocławskaで発生した大規模な落馬事故に関する調査結果。当該事故はRekiの斜飛が直接的な原因であり、その他の間接的な原因として障害飛越時における極端なスローペース及び馬の密集が挙げられている。当該障害のスペック及び統計情報等を踏まえた当該障害の安全性にも触れられており、内容的としては科学的に妥当なものだろう。

競馬名勝負列伝 (JRA)

(参考) 〇 17/12/23 Japanese Racing (にげうまメモ)

2017年の中山大障害がエントリーされているので取り上げておく。実はこの日は中の人も現地で観戦しており、レース中延々とアップトゥデイトに対してペースを緩めるなペースが遅いペースを上げろと騒いでいた記憶があるので、それなりに思い出深いものがある。twitterを見ていると障害競馬ファンと思しき人々は熱心に同レースに投票しているようだ。投票は令和4年9月25日までで、どうやらQUOカードが当たるらしいので投票してみてはどうだろうか。なお、中の人は一切の迷いなく1998年の毎日王冠に投票したのだが、これは宗教上の理由なのでどうかご容赦頂きたい。