にげうまメモ

障害競馬の個人用備忘録 ご意見等はtwitter(@_virgos2g)まで

23/05/21 Weekly National Hunt / Jump Racing News

もともと週刊障害競馬回顧の末尾に提示していた障害競馬関連のニュース記事等について、検索性の向上のため独立した記事として掲載する。ただし、もともとの記載と比較して内容を充実させる意図はなく、中の人の作業量の変化を検討したうえで再度統合する可能性もある。特に、当該カテゴリーの記事について、(日本を含む)世界各国の主要な障害競馬関連ニュース等を網羅することを意図したものではなく、当ブログの目的と同様にあくまで個人の備忘録に過ぎないことに留意されたい。

 

Evžen už kvalifikaci nepoběží. Talentovaný hnědák ukončil dostihovou kariéru (Fitmin & Turf Magazin)

土曜日の1st Qualification Raceに出走を予定していたものの回避することとなったEvženは、残念ながら健康上の理由のため引退するそうだ。チェコCross Countryにおいて近年屈指の素質馬として期待されており、2021年のVelka Pardubickaでは2着に入っていたのだが、残念ながらその後腱の故障のため長く休養を挟んでおり、今年の復帰が大いに期待されていた。残念ながらその姿を再度トラックで見ることは叶わないようだ。なお、Mr Spexも同様にレースを回避したが、こちらは軽症であるようだ。

‘He’s a star and I wish they all moved like him’: former top racehorse Blaklion thriving in new career (Horse & Hound)

RSA Chase (G1)等に加え、AintreeのNational Fenceでも活躍したBlaklionは2023年の3月に現役を引退し、その後は乗馬用途として訓練を受けているそうだ。

Rawiller: Jumping at the chance (Racing.com)

今年に入って大いに結果を残しているCampbell Rawiller騎手は欧州障害競馬の観戦にも熱心なようで、オーストラリアの障害競馬シーズンが終わった際にはイギリス又はアイルランドに遠征して仕事をしたいと話しているようだ。才能あるオーストラリアの若手騎手が欧州障害競馬で騎乗する姿を見てみたいところである。

競馬界はアンチをなだめるのではなく浮動票を獲得すべき(イギリス)【開催・運営】(JAIRS)

かなり前のRacing Postの記事の和訳版。Aintree等のGrand Nationalにおいて問題となった過激な動物愛護運動への対応に関する論考において重要な見解が示されている。イギリス・アイルランド競馬コミュニティの議論をキャッチアップしていれば今更感はあるのだが、とはいえこの考察は日本の馬産業にとっても非常に重要である。日本語記事ということで英語に抵抗がある方も一読されたい。