にげうまメモ

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24/06/30 Weekly National Hunt / Jump Racing

 

6/25(火)

Auteuil (FR) Tres Souple (4.0)

Prix La Perichole (G3)

Steeplechase Pour tous poulains et pouliches de 4 ans, n'ayant pas, cette année, en steeple-chase, gagné un Groupe I. 4400m (Replay)

1. Royal Saga (FR) J: Gabin Meunier T: Dominique Bressou

前半から後続に大きなリードを取ってParika Vertが引っ張る展開で、特にスタンド前でのリードはかなり大きくなる。しかしながら2周目から後続がじわじわと接近すると、最終コーナーを回ってRoyal Sagaが先頭に。そのままRoyal SagaがDschings Love以下を振り切って勝利した。

Royal Sagaは重賞は初勝利とした。昨年11月のPrix Congress (G2)ではいいところなく大敗しており、今年はAuteuilのListedクラスでも結果を残せずに終わっていた。春シーズン終盤の上がり馬という立ち位置になるが、一方で2着のDschings Loveは重賞クラスでは結果が出ず、前走はHandicap戦で2着に入っていた馬で、全体的なレース水準としてやや微妙なところはあるかもしれない。前走そのHandicap戦にてDschingis Loveを下して勝利したParika Vertは積極的に立ち回ったが、ややオーバーペース気味であったのか失速して大敗。同レースで3着のVentura Highwayが3着に入り、全体的に重賞クラスでの実績馬が出走していないという意味ではやや微妙な立ち位置のレースとなった。

 

6/27(木)

Racing Te Aroha @ Te Aroha (NZ) Heavy9

〇 Majestic Horse Floats Hurdles MDN HDL 3100m (Replay)

1. Mont Ventoux (NZ) J: Nick Downs T: Rudy Liefting

2周目から後続を突き放したMont VentouxがそのままMurphyに大差をつけて快勝した。Mont Ventouxは平地競争では計7勝をあげた実力馬で、Hurdleでは10戦目にしてようやくの初勝利とした。平地競争では重賞クラスにも挑戦した馬だが、Hurdleでは昨年から延々と惜敗を繰り返していたようで、陣営にとっても嬉しい勝利だろう。2着のMurphyは4歳と若い馬だが今年にはMaidenを勝っている好調の馬のようで、同馬自身Hurdleは初参戦だが極端に手薄なメンバーというわけでもなかったように思われる。人気薄のCharredが3着に入った。

 

〇 Tajc Hospitality Function Centre Hurdles MDN HDL 3100m (Replay)

1. Call Me Jack (NZ) J: Joshua Parker T: Kevin Myers

途中から前に行ったCall Me JackがZac Flash以下を振り切って勝利した。Call Me JackはHurdleでは初勝利とした。ただし昨年8月の段階でMaiden Steeplechaseを勝利していたようで、その後はHurdleとSteeplechaseを織り交ぜつつ出走していたようだ。全体的に前掛かりの展開を押し切ったということでパフォーマンスとしては立派だが、ただ飛越に関してはどうにも怪しいところがありそうであるというのは注意した方がいいかもしれない。前半に大きなミスのあったZac Flashが最後追い上げて2着に来たが、この辺りは展開的な助けもあったように思われる。

 

〇 The Bottle-O Te Aroha Hurdle OPN HDL 3100m (Replay)

1. Helena Bay (NZ) J: Nick Downs T: John Bell

前半から元気にHelena Babyが前に行く展開で、これにMetalloなどがついて行く。しかしそのまま逃げ足を伸ばしたHelena BabyがInvisible Spirit以下を振り切って勝利した。

Helena Bayは平地の実績馬としてHurdle参戦時には話題になっていた馬で、Hurdleではこれで2戦2勝とした。途中までついてきたMetalloは前半前に行ったJakama Krystalが大敗していることを考えるとこのレース内容としては立派なもので、飛越自体にも特段の問題はなかったことを考えればなかなか楽しみな存在になりそうだ。ただし今回もスピードに任せての逃走劇ということで、今後のことを考えればもう少し落ち着いてレースを進めることが出来ればといった印象もある。前走0-1 WIN Hurdleを勝ったInvisible Spiritが2着。実力的にはRST OPNクラスでも十分に通用すると思われる馬で、この馬を物差しに考えれば勝ち馬のパフォーマンスは評価すべき内容である。Jay Kozaczek騎手のShocking Pennyが3着に入った。

 

〇 Agrisea NZ Steeplechase MDN STP 3500m (Replay)

1. Sound of Silence (NZ) J: Jay Kozaczek T: Dave Blackie

大型の生垣障害が連続するTe ArohaのSteeplechase。人気のSweet Tabooが前に行くもスタンド前で落馬。じわじわと位置を上げてきたSound of SilenceがPontardaweを突き放して勝利した。Sound of Silenceはこれまで平地競争を含めてさっぱりいいところがなかった馬だが、Steeplechaseでいきなり初勝利とした。落馬したSweet Tabooが前に馬にやや迷惑を掛けたりとeventfulなレースであったことは確かで、このパフォーマンスがどこまで本物であるかは注意した方がよさそうだ。イギリス出身のJay Kozaczek騎手はニュージーランドではこれが嬉しい初勝利となった。Pontardaweは最後苦しくなって2着だが、さすがにNick Downs騎手は鞭の使い過ぎで制裁を取られたようだ。

 

〇 Piako Rural Services Steeplechase OPN STP 3500m (Replay)

1. Hey Happy (AUS) J: Joshua Parker T: Kevin Myers

イギリス生産馬のInterllectusとDes De Jeuが前に行く展開で、早々に途中棄権したDonardoを残して馬群は固まって進行。そのままDes De Jeuを振り切って逃げ込みを図るInterllectusをHey Happyが抑えて勝利した。

Hey Happyはこの路線ではすっかりおなじみになった馬で、今年は既にSteeplechaseだけで6戦を消化している。ただし昨年は8月のPakuranga Hunt Cup (PJR)の参戦するもこちらでは4着と敗れており、あくまでこのクラスでは力量上位の存在として扱うことでよいだろう。これだけタフに走りながらも比較的コンスタントに結果を残しており、そのタフネスは立派なものである。同厩舎のInterllectusが2着。好調のPortia Matthewsとコンビを組んだSuper Spirit、Ima WonderとMaidenを勝ったばかりの馬はやや前から遅れての入線となり、力量的には若干前2頭とは差がありそうな印象のレースとなった。11歳のベテランDes De Jeuは相変わらず気性的に難しいところがありそうだが、ここのところは早々に脱落しての大敗が多いことは気になる内容である。

 

6/29(土)

Warszawa (POL) lekki(2,4)

〇 Nagroda Rotmistrza Witolda Pileckiego

Międzynarodowa gonitwa z płotami dla 4-letnich i starszych koni. 3200m (Replay)

1. El Pago Pago (FR) J: k.dż. Petr Tůma T: Michał Borkowski

Anfieldが前に行くもどうにもふらふらと飛越をしてスピードに乗り切れない。馬群が密集した向こう正面からEt Tu Bruteが前に出て逃げ込みを図るも、これを追いかけてきたEl Pago PagoがDon Kasters以下を振り切って勝利した。

El Pago PagoはSidestepの産駒で、Hurdle競走はこれが初勝利とした。今年に入ってHurdle戦に参戦している馬でWroclawの2戦ではあまり上手くいかなかったようだが、今回は実績馬相手に結果を残した。昨年このWarszawaのNagroda Majora Jerzego Sosnowskiegoを勝ったDon Kastersが僅差の2着で、これは立ち回りの差だろう。今年は平地競争を使っていたようで、引き続き障害競走を使うのであれば楽しみな存在になるだろう。チェコから参戦したAnfieldが最後追い込んで3着。約3年ぶりの競走となったOne Way Ticketはあまり無理をせずに回ってきたようだ。

 

〇 Nagroda Generała Bolesława Wieniawy-Długoszowskiego

Międzynarodowa gonitwa z płotami dla 3-letnich koni. 2400m (Replay)

1. Boheme (GER) J: st.u. T. Polesná T: Patryk Wróblewski

3歳馬限定戦。レースはFast DevilとGalileo Jagが元気に引っ張るも、レース後半に入ってLips Achatが接近。そのままFast Devilを振り切りにかかったLips Achatを最後追い込んだBohemeが捉えて勝利した。

この時期の3歳戦ということもあり全体的にややフリーダムなレースとなっている。BohemeはHurdleは初参戦で、平地競争ではWroclawで1勝を挙げている。ただやはり展開的には前の2頭がやり合ったことによる助けというのも否めないようで、やはりここを使って障害馬としての成長を見込みたいところである。前走MeranoのListed競走での経験のあるLips Achatが2着。平地では未勝利のFast Devilは元気に運ぶも終盤で捕まって3着。ハンガリーGalileo Jagも終盤捕まっての4着で、この辺りは展開によるものだろう。なおGalileo Jagの母Gamine JagはどうやらAQPSのようで、PKWKのデータベースによるとGalileo JagもAQPSと分類されているのだが、正確なのだろうか。

 

Hawke's Bay RI @ Hastings (NZ) Heavy10

〇 Birchleigh Polo Club Maiden Hurdle MDN HDL 2500m (Replay)

1. Dictation (NZ) J: Hamish McNeill T: Paul Nelson & Corrina McDougal

Rakanuiを捉えて前に出たDictationがSemper Magicoを凌いで勝利した。DictationはTavistockの産駒で、Hurdleは2戦目にして初勝利とした。6月初頭のMaidenではJeskoの2着に入っているが、当時3着に敗れたMont Ventouxがその後強い競馬を見せていることを考えると、Maiden上がりの新興勢力として注意すべき存在だろう。平地では計9勝、昨年12月のWanganui CupというListed競走では2着の実績のあるSemper Magicoが僅差の2着で、この馬自身8歳とやや年齢は重ねているものの早期の勝ち上がりが期待できそうだ。

 

〇 Best Forsyth Electrical Maiden Hurdle MDN HDL 2500m (Replay)

1. Verry Royal (NZ) J: Dean Parker T: Kevin Myers

早々に苦しくなったFoxalotを捉えてCaptains RunとGo Butchのマッチレースとなるも、最後追い込んで来たVerry Royalがこれらを交わして勝利した。Verry Royalはまだ4歳の牝馬で、平地競争では5戦してあまりいいところはなかったようだが、Hurdleではデビュー戦から勝利を飾った。Captains RunとGo Butchがやや激しくやり合ったところを最後捉えたという展開利はありそうだが、とはいえ4着以下は大きく離れており、シンプルに展開利とは考えにくそうな印象がある。昨年のGreat Northern Steeplechaseで2着に入ったCaptains Runが2着で、この馬自身今年はHurdleを2戦しているようにどちらかというと今後の大一番を見据えてレースに出走しているようだ。

 

Te Whangai Romneys Hawke's Bay Hurdle (PJR) OPN HDL 3100m (Replay)

1. Berry The Cash (NZ) J: Portia Matthews T: Mark Oulaghan

例によってEnglsh Gamblerが前に出てくるも大逃げの格好にはならず、2周目の早々にTaikaが先頭に。そのままTaikaが前に出て逃げ込みを図るも、これにBerry The Cashが追っ付けつつも追走。直線を向いてこれに並んで行ったBerry The CashがTaikaを抑えて勝利した。

Berry The Cashはこれで今年に入ってからJumpers' Highweightを含む4連勝とした。昨年にはGrand National Hurdles (PJR)を勝っている実力馬で、今回も72.5kgを背負っての貫禄勝ちということで価値のある勝利であろう。ただし最後はTaikaに詰め寄られるような場面もありそうで、引き続き厳しい斤量を背負うことを考えるとどこかで足下を掬われる可能性については注意してみておいた方がいいかもしれない。そのTaikaが惜しい2着で、斤量差こそあれど内容的には圧倒的人気を背負ったBerry The Cashをひっくり返すだけのポテンシャルを示す内容であった。3着以下は大きく遅れたが、Smug、Lord Spencerと比較的OPN HDLクラスをコンスタントに使ってきた組みが入った。Maidenを勝ったばかりのCall Me Jackはやや遅れての5着。English Gamblerは自身のレースをさせてもらえず大敗。昨年のGreat Northern Hurdle (PJR)で2着のある経験馬Tahuroa Heightは今年に入ってからはあまり元気なく、今回もかなり離れての入線となった。

 

〇 I See Red Syndicate Maiden Steeplechase MDN STP 4000m (Replay)

1. Kentucky Boy (NZ) J: Portia Matthews T: Mark Oulaghan

途中から前に出てきたKentucky BoyがFabulous Nancy以下を突き放して勝利した。Kentucky BoyはSteeplechaseは3戦目にして初勝利とした。Hurdleでは7戦してMaidenを1勝しているが、その後に挑んだOpen Hurdleでは大敗しており、今回は再度Steeplechaseに矛先を向けてきての勝利となる。ただし、ここまでMaidenで好勝負を演じていたDevotedが今回はさっぱり走らず大敗に終わっており、2着のFabulous NancyもここまでMaidenクラスでもあまりいいところがなかった馬と、ややレース水準自体に疑問符が付くというのが正直なところだろう。勝ち馬を含めるとFabulous Nancy、Monitorの3頭がまともにレースに参加したといったレース内容となった。

 

Animal Health Hawke's Bay Steeplechase (PJR) OPN STP 4800m (Replay)

1. Te Kahu (NZ) J: Nick Downs T: Dan O'Leary

73kgのトップハンデを背負ったWest Coastが圧倒的な人気になっていた。対抗角には好調のHey Happy。レースは例によってベテランのIzymydaadが前に行く展開で、Hey Happy、Te Kahuなどがこれに絡んでいく。やや後ろからじっくりと構えたWest Coastがじわじわと追い上げてくるも、途中からIzymydaadを交わして出てきたTe Kahuがこれに抵抗。最後までWest Coastに抵抗したTe Kahuがこれを2馬身ほど振り切って勝利した。

Te Kahuは2021年のGreat Northern Steeplechaseの勝ち馬で、2022年はオーストラリアに遠征しMosstrooper SteeplechaseにてValacの2着と結果を残すも、その後故障で長い休養を挟んでいた。今シーズンはMaiden Hurdleにて復帰し、ニュージーランドのSteeplechaseは約3年ぶりの出走となる。当時のGreat Northern Steeplechaseと比較するとWest CoastやThe Cossackといった強力な面々が現役馬として頑張っている状況であるが、この馬もまたかつてのチャンピオンとして戻ってきてくれたことは喜ばしいことであろう。West Coastの73kgに対してこの馬は67kgとかなり斤量的には恵まれた感はあるのだが、とはいえ今年のニュージーランド競馬戦線をさらに盛り上げる結果となったことは確かである。昨年のチャンピオンWest Coastが僅差の2着。ベテランのIzymydaadはマイペースで運ぶも最後は脱落しての3着で、こればかりは前2頭を褒めるしかなさそうだ。Maidenを勝ったばかりのAuld Jock、木曜日に出走のあったHey Happyと続いた。

 

6/30(日)

Corlay (FR) Tres Souple (3.8)

Grand Cross De Corlay #7 TNC Haras Du Lion (Classe1)

Cross Country Pour tous chevaux de 6 ans et au-dessus 5600m (Replay)

1. Gold Allen (FR) J: Esteban Metivier T: Patrice Quinton

コースの内側には畑のようなものも存在する風光明媚なCorlayのGrand Cross。アイルランドから12歳馬のRoi Mageを迎えて行われた。レースはGasby Des Planchesがやや後続を引き離して逃げる展開で、隊列はやや長くなる。外周に出てきた辺りからペースが緩んだのか後ろにいた芦毛のBelhom De Juilleyが接近し前に出てくる。そのままBelhom De Juilleyがうまく空馬を避けつつ引っ張るも、後方にいたGold Allenがじわじわと進出。そのまま残った4頭の接戦はGold AllenがRoi Mageを抑えて勝利した。

Gold Allenはこれでこのレースは2022年に続き2勝目、前走のRostrenenのGrand Crossに引き続き2連勝とした。2022年のGraonのGrand Crossののちは約2年程の休養を経ており、復帰戦となったSenonnesのCross Countryでは落馬に終わっているが、すっかり復調しているようだ。12歳のRoi Mageが最後追い上げての2着で、レース運び及び斤量差を考えると勝ち馬とはあまり差はないだろう。平地でのスプリント能力に長けたわけではない馬で、勿体ないレースとなった。昨年のこのレースの4着馬Belhom De Juilleyは積極的に運んでの3着。昨年のこのレースの前もTNCの一連の競走で勝負圏内に入っていたようで、上位勢は引き続き期待できそうだ。昨年のTNC路線で上位争いを繰り広げたExtragadorがようやくここに来て復調気配のある4着に入った。

 

Casterton (AUS) Soft6

〇 Adam Lindsay Gordon Series Heat 2 BM120 Hurdle   

Handicap. No age restriction, No sex restriction. BenchMark 120. 3500m (Replay)

1. Texas Hold'em (AUS) J: Ross O'Sullivan T: Rachael Cunningham

今年から始まったAdam Lindsay Gordon Seriesの第2戦。レースは前半から大きなリードを取って逃げたTexas Hold'emがそのまま淡々と進めると、最後迫ったFreddy The Eagleを振り切って勝利した。

Texas Hold'emはここでは最低人気の馬で、それもそのはずここまでMaidenを何度か使うもいずれもいいところなく大敗に終わっていた。平地でもMaidenを勝った程度とあまりいいところはなかったのだが、今回はRoss O'Sullivan騎手の功名な逃走劇で大穴を開けるに至った。ただし65kgという斤量的にはかなり恵まれた印象があること、KillourneyやMaatsuykerといった人気馬が落馬したこと、及び直前の第1レースにて落馬事故により競走自体がレース途中で取りやめになっていたという経緯もあり、全体的にレース自体が慎重に進んでいたということについては無視できない要因だろう。前を早めに追いかけたFreddy The Eagleが2着。遅れてNot Usual Dream、Dr Dependableと続いたが、やはり完走馬の戦績を考えるとややレース水準としては疑問視しておいた方がいいかもしれない。

 

〇 WC & AC Miller Steeplechase   

Handicap. No age restriction, No sex restriction. No class restriction. Apprentices can claim 3800m (Replay)

1. The Mighty Spar (NZ) J: Aaron Kuru T: Mark Walker

Casterton競馬場名物のSteeplechase Courseを使った競走。レースはトップハンデのMighty Oasisが前に行くも、これにCarnamahなどが絡んでいく。しかし途中から前に出てきたThe Mighty SparがMighty Oasis以下を振り切って勝利した。

The Mighty SparはMark Walker陣営の馬で、Steeplechaseは前走のSaleの競走から連勝とした。CastertonのSteeplechaseは初参戦であったが終始飛越は安定しており、この路線を引き続き使ってくるのであれば現状Elvisonが悉く勝利しているこの路線において風穴を開ける存在になるかもしれない。ただしElvisonの鞍上もAaron Kuruであり、騎手の兼ね合いの面ではやや注意が必要であること、及びMighty Oasisに対して4kgの恩恵があったことには留意すべきであろう。この路線ではすっかりお馴染みになったMighty Oasisが安定した競馬で2着に入った。3着には65kgの軽量馬Fort Charlesが入った。72.5kgのCrosshillは後ろから足を伸ばすも4着に終わった。