にげうまメモ

障害競馬の個人用備忘録 ご意見等はtwitter(@_virgos2g)まで

22/08/07 Weekly National Hunt / Jump racing

8/6(土)

Pardubice (CZE) stav dráhy: 3.4 (dobrá / Good)

〇 Cena společnosti Tipsport

Steeplechase crosscountry IV.kat. - 3300 m, cena, 5letí a starší 60.000 Kč (Replay)

1. King's Shilling J: ž. Lukáš Matuský T: Holčák Radek

前半から元気よく引っ張ったKing's Shillingが唯一ついてきたImphalを凌いで勝利した。King's ShillingはこれでCross Countryは初勝利とした。元々はアイルランドでデビューした馬だが、早々にスロバキアに移籍し、平地では未勝利、Steeplechaseで1勝をあげている。Category IVの勝利とはいえ相手は上のクラスでもそれなりに勝負になるImphalということで価値のある勝利となった。ただし、この路線はどうにも積極的に引っ張る馬が多く、展開面での兼ね合いが課題となりそうだ。トップハンデのImphalはさすがに力のあるところを見せたが、Velka PardubickaへのQualification Raceを使っていた昨年と異なり、今シーズンは3000メートルクラスの下級条件戦を2走しているのは気になるところ。

 

〇 Pohár BICZ holding 2022

Steeplechase crosscountry III.kat. - 3600 m, cena, 4letí 90.000 Kč (Replay)

1. Kmotr J: Adam Čmiel T: Vocásková Helena

好意から進めたKmotrがCoupstarを突き放して勝利した。Kmotr自身はこれがCross Countryは初勝利だが、今年の6月にはGreek Dessertの3着に入っており、世代上位の力量があることを見せていた。5月に敗れたCoupstarを今回は破っての勝利ということで雪辱を晴らしたことになるが、Greek Dessert相手には完敗しており、どこまで力をつけているかは注意しておきたい。そのCoupstarが2着に入ったが、今回は動かなかったと取るべきか、Kmotrが成長をみせたと言うべきか、その評価はもう少し慎重に見ておきたいところである。

 

〇 Cena města Pardubic – Cena Registany

Steeplechase crosscountry II.kat. - 4150 m, cena, 4letí a starší - klisny 120.000 Kč (Replay)

1. Giannia J: Adam Čmiel T: Vocásková Helena

チェコの名牝Registanaの名前を冠した競走。レースはGianniaがMaková Panenkaに11馬身差をつける快勝とした。Gianniaは4歳の牝馬で、これがCross Countryは2戦目である。Cross Country初戦は上記Greek Dessertの2着に敗れていたが、Cross Country2戦目でいきなり経験馬相手にこれだけやれるのだから大したものだろう。メンバー的にもそう極端に格下ということもなく、途中まで先頭を進んだZtracenkaは昨年のCena Laty Brandisovéの勝ち馬である。今年の4歳世代はなかなか期待してよさそうだ。ここまで3連勝で挑んできたMaková Panenkaが2着。Steeplechaseの経験の長い10歳馬Yaraが3着で、道中の飛越はいまいちではあったのだが、それでも3着まで来るのだからLudovic Solignac騎手の手腕というのはなかなか面白いものがありそうだ。

 

Cena firmy Chládek a Tintěra, Pardubice a.s. - III. kvalifikace na 132. Velkou pardubickou se Slavia pojišťovnou

Steeplechase crosscountry NL - 5800 m, cena, 5letí a starší 400.000 Kč (Replay)

1. Player J: ž. Marcel Novák T: Kvapilová Lenka

Velka Pardubickaに向けた3rd Qualification Raceだが、スウェーデンからThree Is Companyが参戦したことで話題になっていた。Three Is Companyはこのブログではお馴染みのスウェーデン調教馬で、今年はSvenskt Grand NationalにてチェコのHer Himの2着に頑張っている。なお、確認したところこのQualification Raceにはチェコ・スロバキア国外からも参戦可能であることが判明したので、過去の記事を一部修正している。

レースは人気薄のAngosturaがやや引っかかり気味に前に行くも、飛越がどうにもおぼつかず徐々に後退。Dropの辺りから前に出てきたPlayerがそのまま前に代わると、Chicname De Cotteなどを引き連れて引っ張る。そのままPlayerは追いかけてきたChicname De Cotte、更に後方から押し上げてきたArgano以下を抑えて勝利した。Mr Spexが4着に入った。

Playerはこの路線ではもはやお馴染みとなった馬で、Velka Pardubicka路線には2019年から参戦している。2020年の同レースではHegnusにあと一歩及ばず2着に終わっているが、あまりこの路線の上位馬が揃わなかったこともあり、ここでは安定感の違いを見せる勝利となった。今年Velka Pardubickaに参戦するとなるとこれで4度目の出走となるが、うち2回はわりと不幸な落馬に終わっており、なんとか良いところを見せて欲しいものである。Chicname De Cotteは2019年のVelka Pardubickaの3着馬だが、そこから2年近い休養を経て久しぶりの好走となった。どうも距離は長ければ長いほどいい馬のようで、しかも瞬間的なスピード能力という面ではあまり分が良くはないのだが、そのようなだらだらとした脚の使い方に長けたフランス人Ludovic Solignac騎手がこの馬の良いところを引き出してくれた。本番もこのコンビであれば面白そうだが、今回は前に行ったことを考えると、前がオーバーペース気味にならないことが必要だろう。上り馬Arganoはいきなり見せ場を作っての3着で、Cross Country未勝利馬とは思えない立派な走りであった。まだ8歳と若い馬で、今年初戦のÚvodní cross country Korokaは相手がNight MoonやChelmsford、Dajukaという超強力なメンバーであったとはいえさっぱり良いところはなかったのだが、距離延長がこの馬に取って良い方向に出たのかもしれない。

Mr Spexは後方から押し上げての4着で、この馬はこれで十分だろう。距離延長で期待したい。Zataro、Sacamiroともに勝負に加わっての敗戦なので悲観すべきものではない。前走Lysá nad Labemで勝ってきたDusigroszは終盤の障害(Velký anglický skok)で大きなミスがあり、そこからは勝負に加わることができなかった。あの障害は慣れない馬にとっては非常に難易度が高いもので、こればかりは仕方がないだろう。Steeplchaseでの実績は十分な馬で、Cross Countryの経験は浅いだけにこれからに期待したい。案外だったのがAeneasで、途中までは良いところで進めたのだが、終盤になって脱落した。昨年のCena Labeの勝ち馬なのだがどうにも今年は精彩を欠いており、少々馬の状態面で不安が残る内容となってしまった。Fly Filo Fly、Dulcar De Sivolaも完走して権利を取った。長年MeranoのCross Country及びSteeplechaseを使ってきたことで上積みがありそうなFly Filo Flyは僅かに可能性はありそうだが、この辺りは本番どうこうというのは少々厳しそうだ。人気の一角Lombarginiは早々に落馬。11歳と高齢の馬だが、今年はまだ出走権を得ておらず、Velka Pardubickaに出走するには9月のレースにて完走することが絶対条件となってしまった。

スウェーデンのThree Is Companyは前半こそ元気にレースに参加していたが、そこからじわじわと遅れ、残り3障害地点で途中棄権に終わった。本来騎乗するはずだったKim Stern騎手が第1レースの返し馬で落馬し、Rostislav Benš騎手に乗り替わっていたという経緯があり、Kim Stern騎手は陣営が準備した騎手とはいえPardubiceのCross Countryの経験には乏しいこと、一方でRostislav Benš騎手はテン乗りとはいえこのコース自体の経験はあることを踏まえると、この乗り替わりがどこまで影響したのかは未知数である。陣営のfacebookを見るとどうやらIrish Bankはきっちりと準備していたようで*1、このPardubiceのトリッキーなコースにも関わらず、比較的難易度の高い障害にはしっかりと対応していたことが特筆すべきだろう。どうも輸送の影響で飼い食いが良くなかったようで、馬の状態にも不安があったこと、さらに初のCross Country及び多数の初めて対面するタイプの障害、スウェーデンでは経験していない深い土のようなコース、距離は未知の長距離、しかもメンバーはチェコCross Countryの中でも一線級と、考え得る限り条件は紛れもなく最悪のものであり、実際に飛越もやや戸惑っているような場面こそあったのだが、それでもここまでついて行ったことは大したものだろう。管理するEnström Lars-Åke調教師は馬アレルギーで47歳のときに初の馬を購入し、2019年にトレーナーのライセンスを得たという苦労人で*2、当然厩舎の規模も大きいものではなく、Svensk Galoppによれば現在の管理馬はこのThree Is Companyただ1頭、遡っても他にBoss Mans Ladderという馬が引っかかるのみである*3。馬の長距離輸送に関してもノウハウがあったとは思えないのだが、そのような状況にも関わらず、厩舎の大切な管理馬とともに自身の夢であると語っていたVelka Pardubickaに挑戦するのだから、その果敢なチャレンジは大いに讃えられるべきものだろう。

 

Riccarton Park - Canterbury JC @ Riccarton Park (NZ) Heavy10

〇 Avon City Ford Sydenham Hurdles OPN HDL 3100m (Replay)

1. He's Ric J: Hamish McNeill T: Kevin Myers

この日からニュージーランドRiccarton ParkのGrand National Weekなのだが、この開催は現状ニュージーランド南島において障害競馬を行う唯一の開催となっていること、南島には十分な障害馬がすでに存在しないこと、及び馬場の悪化等により、出走馬の確保が問題となっており、その中でも特にGrand Nationalに向けた前哨戦の開催の可否が焦点となっていた。出走頭数の問題でレースの開催も一時は危ぶまれていたのだが、ひとまずKevin Myers調教師を中心に北島の複数の調教師が管理馬を送り込んできたことから、レースは十分な出走馬を確保して無事に行われることにはなった。しかしながら、ニュージーランド南島は障害競走数が乏しく、既に現役の障害馬が十分に存在しないこと等を踏まえると、来年以降もこの開催においては引き続き同様の問題が生じることが予想される。ニュージーランドは近年、Ellerslie Hillを擁するEllerslie競馬場が経営上の問題で同エリアを売却しオセアニア随一の本格的なSteeplechase Courseが消失したこと、大型の水壕障害を擁するRiverton競馬場が歴史ある障害競馬を中止したこと等により、複数の歴史ある障害コースが消滅しており、大型の生垣障害を擁するこのRiccarton Parkの障害競馬開催の重要性は相対的に高まっているのだが、残念ながらその状況は決して芳しいものではない。

レースは前に行ったHe's Ricに最終コーナーからHey Happy以下の後続が接近するも、He's RicがHey Happy以下を凌いで勝利した。He's RicはKevin Myers調教師の管理馬で、このレースの出走馬6頭中実に4頭もを占めたKevin Myers調教師の馬が勝利したことになる。He's RicはHurdleはMaidenに続き2勝目とした。今年の5月の段階ではRST OPN HDLでGinger Tooの2着に入るなど頑張っていたのだが、その後はSTPに参戦していた。STPでは結局あまり良いところはなかったのだが、HDLに戻して結果を残した。どうやらGrand National Hurdlesにも登録があるようで、やや乗り難しいところはありそうだが期待したい。オーストラリアからの出戻りとなるHey Happyが2着だが、オーストラリアではMDN勝ちがあるとはいえその上では太刀打ちできなかった馬であることを考えると、若干レースレベルには疑問が残る。

 

〇 Racecourse Hotel & Motor Lodge Koral Steeplechase OPN STP 4250m (Replay)

1. West Coast J: Shaun Fannin T: Mark Oulaghan

途中から先頭に立ったCarnabyがそのまま逃げ足を伸ばして逃げ込みを図るも、残り2障害辺りから前に出たWest CoastがCarnabyを突き放して勝利した。West CoastはSTPはこれで2勝目とした。前走はHawke's Bay Steeplechase (PJR)にてArgyllの3着に入っており、このクラスでもやれることを示していた。おそらくこのままGrand National Steeplechaseに向かうものと思われ、若干まだ仕草が若いところがあったが、若い馬ということで改善してくれることに期待したい。積極的に運んだCarnabyもやはり飛越技術がまだ甘いところがあり、残り2障害地点ではミスがあった。勝ち馬に対して4kgの不利があったことを考えると、展開次第では逆転も可能だろう。なお、序盤で途中棄権したMandalayは残念ながら肺出血で亡くなったとのことで、第1レースのCandy Crossに続き、立て続けに残念な事故が起きてしまった。

 

8/7(日)

Ladbrokes Park Lakeside (AUS) Soft6

Crisp Steeplechase

Set Weights plus Penalties. No age restriction, No sex restriction. No class restriction. Apprentices cannot claim. 4200m (Replay)

1. Flying Agent J: Lee Horner T: Amy McDonald

月末のGrand National Steeplchaseに向けた前哨戦的な立ち位置で、Grand National Steeplechaseを目指す馬が多数集まった。レースは例によってElvisonが前に行く展開も、途中から後方に居たYulong Placeがするすると上がって来てレースを引っ張る。Elvisonはそのまま後退。Yulong Placeは元気に逃げ込みを図るも、馬群の中を抜けて前に出てきたFlying Agentが抜け出すと、そのままYulong Placeに7馬身差をつけて勝利した。

Flying Agentは今年はThackeray Steeplechaseに続き2勝目とした。Brierly Steeplechaseを快勝した昨年の前半こそ調子は良かったのだが、既にこの時期にはガス欠のような状態に陥っており良いところはなかったのだが、あまりレースを使っていない今年は元気なようだ。本来馬場はもっと悪くなったほうがいい馬で、Grand National Steeplechaseに向けて期待できそうだ。Braidon Small騎手が技ありのレースを見せたのがYulong Placeで、Hurdleでは未勝利も勝てなかった馬なのだが、Steeplechaseでは結果を残している。本来前で運んだ方がいい馬なのだが、上手くElvisonのハナを叩いた上にこの馬のリズムで走らせることに成功しており、この馬も馬場が悪くなったほうがいいタイプであることを踏まえるとまだ上積みがありそうだ。Valac、Brungle Bertieは好位から進むもYulong Placeを捉えきれず。Bee Tee Juniorは久々のSteepleであったがどうにも良いところなく大敗で、馬場が重くなって変ってくる可能性はなきにしもあらずだが、長い休養と11歳という年齢を踏まえると、2020年のGrand National Steeplechaseの頃の状態に戻るのは期待薄かもしれない。Elvisonはいつも通りハナに行ったが、Yulong Placeにハナを叩かれてそのままリズムを崩した。宥めつつ走らせるしかないのでYulong Placeが上がってきた時点で突っぱねるわけにもいかず、Castertonでは生垣障害の飛越においてアドバンテージがあるのだが、通常のSteeplechaseだとこうなると苦しいところがある。

 

Grand National Hurdle

Handicap. No age restriction, No sex restriction. No class restriction. Apprentices cannot claim. 4200m (Replay)

1. Saunter Boy J: Steven Pateman T: Ciaron Maher & David Eustace

オーストラリアHurdleで強い競馬を続けるSaunter BoyとニュージーランドHurdleでは無敵を誇るThe Cossackの対決ということで注目が集まっていた。特にThe Cossackは翌週に行われるニュージーランドGrand National Hurdleを意図的にスキップしての遠征ということで、昨年まで最上位のレーティングを持っていたTallyho Twinkletoeが引退したことでニュージーランドHurdle競走において走る場合は必ずトップハンデの73.5kgを背負うこと、さらにその勝ち星の多さから他馬はほぼ裸同然の斤量を背負うという不利もあるのだが、とはいえ興味深いレースとなった。

レースはBlood And Sandが前に行く展開。好位からThe Cossack、第1障害をミスしたSaunter Boyはその後ろから。しかしスタンド前からするするとSaunter Boyが上がっていくと2周目からはハナに。好位からThe Cossackが進めるも、途中から苦しくなり後退。代わって上がってきたSt Arnicca、更に序盤ははるか離れた最後方に居たBlandford Ladが押し上げてくるも、Saunter Boyがこれを凌いで勝利した。

Saunter Boyはこれで今シーズンのHurdleは5戦5勝とした。昨年もAustralian Hurdle、Kevin Lafferty Hurdleを勝利していたのだが、なぜかこのGrand National Hurdleは良いところなく途中棄権に終わっていた。Wil JohnやNorwayといった昨年のオーストラリアHurdle路線を彩った馬が不在というのはあるのだが、それでもThe Cossackに対して真っ向勝負を挑んだうえ、The Cossackを競り潰した上に後方でワンチャンスを狙っていた軽量馬を凌ぎ切るのだから大したものである。血統的にはフランス産馬だが、あまりフランス障害馬らしい血統構成の持ち主ではなく、元々は平地競争を目的として輸入されたようで、もしかすると中山にも適性はあるのかもしれない。64kgの軽量馬St Arniccaが2着で、Gallywood Hurdleに引き続きSaunter Boyに迫る走りを見せたが、レース運びを見るとその力量差は一目瞭然だろう。直前になって人気を上げていたBlandford Ladは前半かなりゆったりと進めるレース運びで3着。ひとまずKevin Lafferty Hurdleを勝ってきた上り馬としての面目は保った。ニュージーランドのThe Cossackは積極的に進めたが、途中から苦しくなっての5着で、この馬はもう少し馬場が重くなったほうが良かったのかもしれない。また、近走を鑑みるとそろそろHurdleよりもSteeplechaseに移行する時期に差し掛かっている可能性も考えられる。

 

その他

Honzrath feiert sein 50-jähriges Jubiläum (GaloppOnline)

ドイツHonzrath競馬場は今年で50周年を迎えるそうで、レース後のパーティや入場料の免除など、50周年を記念した様々な催しが行われるそうだ。

Vítěz Velké pardubické končí! Na vině váha. Chci žít normální život, říká Složil (iSport.cz)

昨年のVelká PardubickáをTalentで勝利したPavel Složil騎手は6月のMeranoでの落馬により重傷を負ったものの、その後7月末のMeranoにてPiton Des Neigesに騎乗して勝利し、劇的な復帰を果たした。しかしながら、体重管理の問題で騎手を引退する方針であるそうで、週末のPardubice開催にも騎乗しておらず、これは上記のアクシデントとは無関係とのことだ。

Pardubice vzdají hold Registaně. Taxis i bez žokeje, vydělala miliony (iSport.cz)

週末のPardubiceではVelka Pardubickaを2度制し、チェコにおいて最も多額の賞金を手にした名牝Registanaの名を冠したレースが行われた。2005年の同レースでは早々に騎手が落馬したのだが、騎手がいないにも関わらずTaxis Ditchを飛越したことが記載されている。2004年にはCheltenhamにも来たようで、Racing Postの記載によれば残り4障害までは元気に先頭を進んだようだが、コースを間違えて競走中止になったようだ。

Horse racing: Leap in the dark as Nationals need northern entries (nzherald.co.nz)

ニュージーランドGrand National Meetingは現在南島で唯一の障害競馬を行う開催であり、南島には十分な障害馬が存在しないことから北島の調教馬を連れてこなければいけないのだが、その出走馬を確保することに苦労しているそうだ。ニュージーランド南島の障害競馬は近年大きく数を減らしており、ニュージーランドの主要競走を行うRiccarton Parkは素晴らしい障害コースが設置されているのだが、残念ながらその存続は危機に瀕している。

Andre Klein (Linkedin)

ニュージーランド競馬界で要職を務めたAndre Klein氏のニュージーランド障害競馬に関する投稿。業界の縮小を憂う一方で、障害競馬に対して強い情熱を持った関係者が存在すること等を述べている。

LOVE Jumps - John Wheeler (Youtube)

その一例として挙げられたJohn Wheeler調教師。