にげうまメモ

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24/03/08 障害競馬入門⑱ - AQPS -

当記事ではAQPS(Autre Que Pur-Sang)について概説する。英語では"French Chaser"とも呼ばれる"Autre Que Pur-Sang"とはすなわち"Other than Thoroughbred"と訳され、理論的にはAnglo-Arabian(Anglo-Arabe de complément*1を含む)やSelle Français等とサラブレッドとの交雑種が広く含まれる。この品種の起源は18世紀に遡ると言われるが、長らく軍馬や馬術競技用途等を目的としてフランスの各地方でサラブレッドやAnglo Norman、French Trotter等の交配により生産されたDemi-Sang*2のうち、1958年に各地方(Normands、Charollais、Vendéens、Charentais等)で各々管理されていたDemi-Sangが統合され、Selle Françaisが品種として確立された*3。しかしながらその後乗用馬としてのSelle Françaisが人工授精技術を導入したため競争用途の集団を区別する必要が生じ、Institut National de la Recherche Agronomique(INRA)が行ったSelle Françaisの競争力等に関する調査結果に基づき集団としてのAQPSが定義された*4。これによって集団としてのSelle Françaisは1400頭以上の牝馬を失ったと言われている*5。上記調査結果を踏まえて定義されたAQPSは2005年2月11日以降独自の品種として管理されており、すなわち最初のAQPSの仔馬は2006年に誕生している*6。2024年現在、France GalopがAssociation des Eleveurs et Propriétaires de Chevaux AQPS*7にAQPSの管理を委託しており*8、AQPSの登録に係る認定基準は以下のとおりとされている*9*10

1) à 4) sont remplies :

1) posséder un pourcentage de sang pur supérieur à 87,5 % ; 
2) être issus de monte naturelle ; 
3) ne présenter dans leur généalogie que des ascendants issus de monte naturelle ; 
4) être issus d'un étalon approuvé à produire en AQPS ; 

上記1)~4)の条件を満たしたうえで、仔馬の出生後15日以内にAQPS登録をIFCEに届け出る必要がある*11。AQPSの父及び母馬として以下のような組み合わせが考えられる*12*13。同表はwikipediaのものを改変した*14。行が種牡馬、列が繁殖牝馬である。なお、フランス国外での交配によりフランスで誕生した産駒についても同様の扱いとなる*15。2006年以前に誕生したSelle Français及びAnglo-Arabianには部分的にAQPSと同等の遺伝的背景を有する集団も存在するが、それらの馬はSelle Français及びAnglo-Arabianの祖先を有すること及びサラブレッド血量が87.5%以上100%未満であること等の一定の要件を満たし(脚注の"II.2 Inscription à titre initial"参照)、加えてその産駒がAQPS登録された場合に繁殖目的でAQPSとして扱われる*16

  AQPS approuvé PS approuvé AQPS PS non approuvé AQPS SF approuvé AQPS SF non approuvé AQPS AA approuvé AQPS AA non approuvé AQPS
AQPS AQPS AQPS   AQPS   AQPS  
PS facteur d'AQPS AQPS     AQPS   AQPS  
PS non facteur d'AQPS              
SF facteur d'AQPS AQPS AQPS   AQPS   AQPS  
SF non facteur d'AQPS AQPS AQPS   AQPS   AQPS  
AA facteur d'AQPS AQPS AQPS   AQPS   AQPS  
AA non facteur d'AQPS AQPS AQPS   AQPS   AQPS  

このように、AQPSは概ね遺伝的背景としてサラブレッド血量が87.5%以上100%未満であるSelle Français及びAnglo-Arabe de complément等の交雑種の一部集団と定義されると考えられ、元々存在したこれらの集団は概ねAQPSに置換された。2010年にフランス獲得賞金ランキング上位100頭のうち12頭を占めたSelle Françaisはその後数を減らし、2022年10月3日にSegreのPrix Rene BlondeauというClasse 4*17*18のCross CountryにてDiams Du Rivageという2013年生まれのSelle Françaisの牝馬が2着に入ったことを最後に*19、フランスでのSelle Français競争馬の出走はないものと思われる。Diams Du Rivageの母母母CythereはFrench TrotterであるMorzineとManchoiseの産駒で*20、すなわちDiams Du Rivageのサラブレッド血量は87.5%となる。なお、2020年まではSelle Françaisの競争馬としてFangio Des Brieresという馬が現役であったようだが、同馬の父Stenthor MorindaはSelle Français*21、母Quabaka De CondeはAnglo-Arabe de complémentと父母ともに非サラブレッドである*22。特に父Stenthor Morindaはおそらく障害馬術競技で活躍した馬*23、その血統背景は遥か彼方にSt Simonを有する代々続いたSelle Françaisの父系、Hanoverian、KWPN(Dutch Warmblood)と非サラブレッドで塗り固められており、France Galopに登録された産駒はこのFangio Des Brieresただ1頭である。このようにFangio Des Brieresは2020年の競争馬であることが不思議なくらいの存在で、残念ながら特段競争馬として目立った成績を上げることは叶わなかったが、このような馬が2020年に現役競争馬としてサラブレッド等に混じってレースに出走していたことはもはや驚きを通り越して感動すら覚える*24

このようなサラブレッド血量の要件に加え、サラブレッド及びAnglo-Arabian等の非AQPSについてはAQPSの生産のための認可が必要となる。当該条件は"Le Règlement intégral du stud-book AQPS"*25第4条に規定されているが*26、この中には一定の競走能力を有することが想定される旨の規定も存在し、すなわちこれらの規定はAQPSの品種としての質を担保することを目的に設定されている。日本から輸出されフランスにて繋養されたBande、Legolas、Martinborough、Great Journey、Born King等のサラブレッドはいずれもAQPS生産のための認可を(自動的に又は申請に基づき*27)取得しており、2024年3月までに生産されたこれらの種牡馬の産駒にはAQPSが含まれている。現在、AQPSはサラブレッドの父と非サラブレッド(Selle Français、AQPS、Anglo-Arabe de complément等)の母の産駒というパターンがその殆どを占めており、フランスにて繋養されているSelle Français / AQPS種牡馬はNidorとVoiladenuoの2頭のみとされている*28。従って父母いずれもが非サラブレッド同士となる産駒はごく少数であるが、Institut Français du Cheval et de l'EquitationのデータベースによればNidor及びVoiladenuoのいずれの種牡馬も非サラブレッド繁殖牝馬に種付けを行った実績はあるようで*29*30、その産駒の競走成績の詳細は今後の調査課題であろう。AQPSの起源としては上記のようにSelle Français、Anglo-Arabe de complémentを含むAnglo-Arabe、さらにこれらの集団の由来としてFrench Trotter、Anglo-Norman等の多様性が存在し、実際にAQPSが集団として定義される以前に出生したAnglo-Arabe de complémentに分類されるチェコの名牝Orphee Des Blins*31はその血統背景としてはAQPSとほぼ同等であるが*32、その祖先にはRare Breeds Survival Trustが絶滅の危機に晒されている旨の声明を発表している品種であるHackney種も含んでいる*33。加えて、過去にはEcho De Thurinや上記Stenthor MorindaのようなSelle Françaisとしてその血統表の多くを非サラブレッドが占める強烈な異系の塊の血統背景を有する競争馬及び種牡馬も存在したようだが*34、上記のように2024年現在は非サラブレッド(Selle Français、AQPS、Anglo-Arabe de complémentを含むAnglo-Arabian等)の母に代々サラブレッドの父が交配されてきたというAQPSが殆どとなっており、多くのAQPSがサラブレッド血量として98%以上を有するという記載もあるようだ*35。実際にAQPSは遺伝的にサラブレッドに対して非常に近いことが知られており、(その定義上ある程度自明とはいえ)Selle FrançaisやAnglo-Arabe de complémentと比較してもよりサラブレッドに近い旨を示した系統学的研究報告も存在する*36。なお、同研究においては遺伝子プールについてサラブレッド集団からAQPS集団への流入傾向が強く示されており、AQPSは将来的にほぼサラブレッドと同等の遺伝的背景を有する集団となることが想定される。

このような規定により変わった扱いとなった具体例として挙げられるのが2024年のHeroes Handicap Hurdle (Premier Handicap)にてSaint Davyの2着に入ったGary Moore厩舎のHerminoである。同馬はアラブ血量を僅か(0.23%)に有するAnglo-Arabe de complémentとして登録されているが、これは母Acqua Luna*37が元々AQPS登録のための十分な競走能力を有さない血統背景であると判断され、競争馬としては"Origine Constatée"として扱われており、従って同馬はAQPSの生産資格を有さなかったことによるものである。実際にAcqua Lunaの父Libourneは26戦未勝利、母Quellebelle Du Soleilもまた12戦未勝利に終わった馬である。しかしながらAcqua Lunaは障害競馬で2勝をあげたことからHerminoの出生後にそのパフォーマンスを鑑みてAQPS登録され、実際にHerminoの兄弟はAQPSとして扱われている*38。なお、Herminoの父Sinndarはサラブレッドであるが、AQPS生産資格を有している*39。Herminoは血統背景としてはAQPSと同等と考えられるが、上記のとおりAQPSはその品種としてのクオリティを維持することを目的として"Le Règlement intégral du stud-book AQPS"第4条にAQPS生産のための非AQPSに対する一定の登録要件を設けており*40、HerminoのケースはAQPSの質の担保を目的とした規定の拘束力を示すものである。なお、同様にAQPSと同等の血統背景を持ちながらAQPS登録されずAnglo-Arabe de complémentとして扱われる競争馬としてJo Arengeot Bey*41も挙げられる。同馬の母で2007年生まれのTotoche BeyはAuteuilでの競争を含め障害競走で計2勝を挙げており、AQPS資格を有していてもおかしくはなさそうだが、同馬自身はAnglo-Arabe de complémentとして登録されており、かつJo Arengeot Beyの兄弟全てがAnglo-Arabe de complémentとして登録されていることを踏まえると、おそらく何かしらの理由でAQPS登録されていないものと思われる。

なお、AQPSの馬名について、同じ年度に生産された産駒は全て同じ文字を1文字目とすることとされている*42。従って、AQPS限定の馬齢指定競争の出馬表においては全て同じ文字から始まる馬がずらりと勢揃いしていることはなかなか面白い光景であろう*43。ちなみに上記Herminoは2017年生まれの現7歳馬であるが、面白いことに同年生まれのAQPSも"H"から始まる馬名とするよう規定されている*44

フランスで生産されたSelle FrançaisやAnglo-Arabe de complément、AQPSの牝馬はフランス国外に輸出され、輸出先でサラブレッドとの交配によって産駒が誕生することも稀ではない。フランス生産馬のQuevegaは2004年生まれのSelle Françaisであるが、その後World Series Hurdle (G1)の4連覇やCheltenham FestivalのMares' Hurdle (G2)の6連覇等、イギリス・アイルランドHurdleにて多数の輝かしい実績を残し、その功績を讃えてCheltenham競馬場内にはその名前を冠したワインバーが設置されている。Quevegaの産駒でアイルランド生産馬のFacile Vega(父はサラブレッドのWalk In The Park)はChampion Novice Hurdle (G1)をはじめG1競走を4勝する等の素晴らしい結果を残しており、その産駒の更なる活躍が期待される名牝と言っていいだろう。Quevegaは例によって代々Selle Françaisの牝馬サラブレッドが交配されてきたパターンであることを踏まえるとFacile Vegaは実質的にAQPSと同等の遺伝的背景を有するが、おそらく正確にはAQPSとは認定されていないものと考えられる*45。同様のケースが2023年のGrand National (Premier Handicap)に出走したアイルランド生産馬のGabbys Crossで、同馬は母にアラブ血量として14.060%を有するAnglo-Arabe de complémentであるMille Et Une Nuitsを有する*46。Gabbys Crossの父FrammassoneはGran Corsa Siepi Di Roma (G1)、Gran Corsa Siepi D'Italia (G1)等を含む3つのSiepiのG1競走を制した当時のイタリアHurdle最強馬で、このような経歴を有する競争馬がイギリスで種牡馬生活を送ることは極めて異例のケースであるが、同馬自身はサラブレッドである。いずれにせよ、イギリス・アイルランドにおいて障害競馬に参戦するイギリス・アイルランド生産馬の母がSelle FrançaisやAnglo-Arabe de complément、AQPSの牝馬であるというケースは全く珍しいものではない。このような産駒がフランスに再度輸入されるケースもあるようで、AQPSのTopetteを母に持つイギリス生産馬High ExitはFrance Galop上で"Origine Etrangère"とされている*47。Topetteの産駒で父にサラブレッドであるDiamond Boyを持つイギリス生産馬Sens Uniqueも同様に"Origine Etrangère"と登録されているが、Diamond BoyはAQPS生産資格を有することがFrance Galop上で確認可能であり、Topetteの産駒の分類はおそらくAQPS登録に係る出生時の要件によるものと思われる。一方で、AQPSのフランス生産馬Annalandを母にもつアイルランド生産馬KinglandはFrance Galop上でAQPSと登録されているが*48、同馬の兄弟(2022年Prix La Haye Jousselin (G1)の勝ち馬Figueroを含む)は全てフランス産のAQPSとされており、詳細な状況は不明である。

 

AQPSはフランスを中心に欧州障害競走において大きな存在感を示している。2023年のフランス競争馬獲得賞金ランキングにおいて、上位100頭中22頭をAQPSが占めた*49。この中にはPrix Ferdinand Dufaure (G1)を圧勝し、2023年の4歳Steeplechase路線のチャンピオンとして君臨したJuntos Ganamosや2022年のGrande Course De Haies D'Auteuil (G1)を勝利したHermes Baieが含まれている。その中でも特に鮮烈なインパクトを与えたのはIl Est Francaisで、同馬は元々2022年のPrix Renaud Du Vivier (G1)を勝った馬だが、2023年の9月からSteeplechaseに転向すると圧倒的なパフォーマンスで2連勝、12月にはイギリスKempton ParkのKauto Star Novices' Chase (G1)に参戦すると、桁違いの身体能力とスピードで他を圧倒したレースはイギリス競馬ファンにフランス障害競馬界屈指の怪物の破壊力を知らしめるものであった。他のAQPSの活躍馬として、この1年程でもElixir De NutzのClarence House Chase (G1)、Jango BaieのFormby Novices' Hurdle (G1)、Irish PointのChristmas Hurdle (G1)、Impaire Et PasseのBallymore Novices' Hurdle (G1)、EnergumeneのQueen Mother Champion Chase (G1)、Envoi AllenのRyanair Chase (G1)などと多数の主要競争勝ち馬が挙げられる。2023年のAintreeのGrand National (Premier Handicap)においても、Delta Work、Gaillard Du Mesnil、Darasso、Enjoy D'Allenの4頭が出走し、その中でもPaul Townend騎手が騎乗したGaillard Du Mesnilは3着に入っているが*50、同レースは過去にSelle FrançaisとしてPineau De Re、Neptune Collonges、Mon Momeが勝利している。2021-2022シーズンのAnglo-Irish Jump Classificationsにおいても多数のAQPSが高い評価を受けており、レーティング160以上を獲得したのはEnergumene (176)、Clan Des Obeaux (172)、Fakir D'Oudaries (165)、Gentleman De Mee (164)、Eldorado Allen (163)、Envoi Allen (161)、Easy Game (160)、Fanion D'Estruval (160)の計8頭で、特にEnergumeneは2m - 2m 2.5fカテゴリーにおいてShishkinと並んでトップの数値を示した*51。2023年のCheltenham Festivalに出走したフランス生産馬127頭のうち、37%に相当する47頭がAQPSであったと言われており、その中には上記のとおりEnergumene、Impaire Et Passe、Envoi AllenがG1競走を制したうえ、Gaillard Du Mesnil、Delta Work、Faboir、IrokoとCheltenham Festivalを通じてAQPSが計8勝を挙げた*52。AQPSはイギリス・アイルランド・フランス以外の欧州各国においても存在感を示しており、スイスではBaraka De ThaixやFou De ReveといったAQPSのex-french Steeplechaserが多数活躍しているほか、Velká Pardubickáにも毎年のように出走馬を送り込んでおり、2023年にはGodfrey、2022年にはChicname De Cotte、2021年にはCasperとBeau Rochelaisが出走した。Chicname De Cotteは2019年の同レースにおいて後方から忍者のように押し上げていくフランスCross Country Specilistらしい戦術で僅差の3着に入っている。2024年のポーランドにて競争馬登録されたAQPSはJadmirの1頭のみであったが、同馬はHurdle戦でコンスタントに結果を残したのち、11月のSteeplechase初戦で1位入線も何かしらの理由で失格になったいるようで*53、2024年はその更なる活躍が期待される。また、2023年からスロバキアJán Cagáň厩舎にGrand Steeplechase De Paris (G1)にも出走したAQPSであるEnjeu D'Arthelが移籍しているようだ*54。当ブログの主要競争回顧記事*55において、比較的欧州障害競走が活発に行われている時期にAQPSの名前を見ない週はほぼないだろう。

 

Month Course Hippodrome Distance  Age Allocation 
March Prix Bango (G3) Saint-Cloud 2500 4 & 5 35,000
April Prix d'Estruval (G3) Saint-Cloud 2500 4 & 5  35,000
July Prix de l'Isle-Briand (G3) Lion d'Angers 2400 3 36,000
July Prix de l'Union des AQPS du Centre Est (G3) Vichy 2400 4 & 5 35,000
August Prix Antoine de Vazelhes-Critérium du Centre (G3)  Vichy 2400 3 33,000
September Prix de Craon-Grand Prix des AQPS (G1) ParisLongchamp  2400 4 & 5 55,000
September  Prix du Bourbonnais (G2) Saint-Cloud 2500 3 50,000
October Prix Yves d'Armaillé (G3) Moulins 2400 3 37,000
October Prix Glorieuse (G2) Saint-Cloud 2500 4 & 5 44,000
October Prix du Tremblay  Lignières 2400 3 24,000
October Prix des Guilledines (G3) Durtal 2900 3 37,000
November Prix de l'Avenir (G3) Dieppe 2400 3 37,000
November Prix Chloris (G2) Saint-Cloud 2500 4 & 5 44,000
November Finale du Challenge AQPS - Prix de la Sensive Dieppe 2400 3 27,500
November Prix Jacques de Vienne (G1) Saint-Cloud 2500 3 55,000

フランスにおいてAQPS限定競走は数多く行われているが、その中には若齢馬(3~5歳馬)を対象とした平地競争も行われている。上記は2022年に行われたAQPS限定平地競走の主要競争である*56*57。上記Il Est Francaisは2021年のPrix Jacques De Vienne (G1)で2着に入った馬である。同レースを勝利したIrish Pointはその後アイルランドに移籍し、2023年のChristmas Hurdle (G1)を勝利している。

*1:https://www.classequine.com/races-chevaux/anglo-arabe/

*2:Demi-sang (cheval) — Wikipédia

*3:https://www.ifce.fr/wp-content/uploads/2023/01/SIRE-Autre-Que-Pur-Sang-PS-2024.pdf

*4:https://www.ifce.fr/wp-content/uploads/2023/01/SIRE-Autre-Que-Pur-Sang-PS-2024.pdf

*5:https://www.ifce.fr/wp-content/uploads/2023/01/SIRE-Autre-Que-Pur-Sang-PS-2024.pdf

*6:Autre que Pur-sang — Wikipédia

*7:Association des Eleveurs et Propriétaires de Chevaux AQPS

*8:https://www.ifce.fr/wp-content/uploads/2023/01/SIRE-Autre-Que-Pur-Sang-PS-2024.pdf

*9:Association des Éleveurs et propriétaires de chevaux AQPS et Patrick Falcone, « Règlement du stud-book français du cheval Autre Que Pur-sang

*10:Règlement du Stud-Book AQPS - AQPS

*11:https://www.ifce.fr/wp-content/uploads/2023/01/SIRE-Autre-Que-Pur-Sang-PS-2024.pdf

*12:Association des Éleveurs et propriétaires de chevaux AQPS et Patrick Falcone, « Règlement du stud-book français du cheval Autre Que Pur-sang

*13:Règlement du Stud-Book AQPS - AQPS

*14:Autre que Pur-sang — Wikipédia

*15:https://www.ifce.fr/wp-content/uploads/2023/01/SIRE-Autre-Que-Pur-Sang-PS-2024.pdf

*16:https://www.ifce.fr/wp-content/uploads/2023/01/SIRE-Autre-Que-Pur-Sang-PS-2024.pdf

*17:https://www.aqps.fr/bulletin-annuel-association/

*18:https://www.aqps.fr/Pdfs/Bulletin_AQPS_25_BD_2022.pdf

*19:https://www.france-galop.com/fr/cheval/VzN1RUlwR0RPK3VTN0RtTGVRR01aZz09

*20:https://www.allbreedpedigree.com/cythere6

*21:Stenthor Morinda Selle Francais

*22:https://www.france-galop.com/fr/cheval/OHJCdFJ0Q2tOdTNnSXFiTUxwNmZsdz09

*23:https://www.fei.org/horse/103TM23

*24:Stenthor Morinda Selle Francais

*25:Règlement du Stud-Book AQPS - AQPS

*26:Commissions d'approbation Etalons PS pour produire en AQPS - AQPS

*27:https://www.ifce.fr/wp-content/uploads/2023/01/SIRE-Autre-Que-Pur-Sang-PS-2024.pdf

*28:https://www.ifce.fr/wp-content/uploads/2023/01/SIRE-Autre-Que-Pur-Sang-PS-2024.pdf

*29:Breeding review of NIDOR - Breeding informations

*30:Approval and book of VOILADENUO - Breeding informations

*31:Kdo je vlastně Orphée des Blins? | Equichannel

*32:Orphée des Blins, une AQPS de l'Ouest s'envole à Pardubice : reportage - France sire

*33:22/08/08 フランス障害競馬における非サラブレッド種牡馬 ⑩ - にげうまメモ

*34:22/07/20 フランス障害競馬における非サラブレッド種牡馬 ④ - にげうまメモ

*35:AQPS - Wikipedia

*36:Genetic Structure and Gene Flows within Horses: A Genealogical Study at the French Population Scale | PLOS ONE

*37:https://www.france-galop.com/fr/cheval/YVJxTHJ1T2szVGNxeGZrZEl5QnJoZz09

*38:Hermino, le faux anglo qui se distingue de l'autre côté de la Manche ! - France sire

*39:https://www.france-galop.com/fr/cheval/L0QxVDM5Z1RTRngwcVZQRitlVHkyUT09

*40:Commissions d'approbation Etalons PS pour produire en AQPS - AQPS

*41:https://www.france-galop.com/fr/cheval/bmg2bEtyVTZQU0ZRbzZ1T3Z2VHBqdz09

*42:https://www.ifce.fr/wp-content/uploads/2023/01/SIRE-Autre-Que-Pur-Sang-PS-2024.pdf

*43:https://www.france-galop.com/fr/course/detail/2024/O/RU91Vk5tUnp5WjZ1aFRzSFBUQTV3UT09

*44:https://www.france-galop.com/fr/cheval/Z1IyUTdoK01NeGhTR0NubktCSFFKdz09

*45:https://www.aqps.fr/Pdfs/Bulletin_AQPS_25_BD_2022.pdf

*46:23/04/15 National Hunt Racing - Grand National Entries - にげうまメモ

*47:https://www.france-galop.com/fr/cheval/RVlwRlhSZFhPdXJkSUFzMEZPM0g1Zz09

*48:https://www.france-galop.com/fr/cheval/dmZaV1lwbk9od3NIdW1xOHZLZU1VUT09

*49:https://www.france-galop.com/fr/hommes-chevaux/chevaux

*50:23/04/15 National Hunt Racing - Grand National Result - にげうまメモ

*51:Ratings classifications | British Horseracing Authority

*52:Festival de Cheltenham 2023 : la réussite des AQPS - AQPS

*53:2023 dzień 12 gonitwa 7 - YouTube

*54:http://dostihyjc.cz/index.php?page=17&ID=122207

*55:週刊障害競馬回顧 カテゴリーの記事一覧 - にげうまメモ

*56:Le Bulletin annuel de l'Association AQPS 2022-2023 - AQPS

*57:https://www.aqps.fr/wp-content/uploads/2024/01/Programme-AQPS-du-1er-Janvier-au-30-Avril-2024.pdf